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埴生の宿

カテゴリー: プレイ日記

 プレイ日記です。以下のクエストのネタバレが含まれています。

・Separated At Birth
・Lagacy Lost



♪埴生の宿も我が宿 Orgeの宿り気に病まじ……

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「……宮殿に住みたいとは思いませんが、Orgeがいるのはさすがに困ります」

 だよねえ。こちらを食料としか見做さない相手が隣人だというのは問題がありすぎる。
 とはいえそのOrgeをぼくが退治しなきゃならないとなると……あまり真っ向からはやりあいたくないなあ。

 さあて、どうしたものか。

++++++++++++++++++++

 数日、遡る。

15-02.jpg

「Reynald Jemaneなんて人は知りませんね。貴方のお役に立てないのは残念ですけど。……ああ、Guilbert Jemaneならこの町に住んでいますよ。Newtands Lodgeを常宿にしているようです」
「ありがとう、当たってみるよ」
 油絵事件の翌朝、再び家を訪問したぼくにTivelaさんはそう言った。その彼女の言葉を受けてNewtands Lodgeの入り口をくぐったところで、ちょうど二階から降りてきた彼と行き会った。

15-03.jpg

 見ての通りReynald Jemaneである。違いは名前と素面であるところ、いや背中の戦鎚もか。
「あなたがGuilbert Jemane?」
「ああ」
「Reynald Jemaneという名に心当たりはない?」
 彼はぎょっとなってぼくを見た。
「何故いきなりそんなことを。大体どうして、幼い頃に死んだ弟の名を君が知っているんだ?!」
 いきなりあっさりと謎が解けてしまったなあ。GuilbertはReynaldの双子の兄という事か。
「ぼくが知る限り彼はまだ生きてるよ。Chorrolで生活してる」
 酒をやめさせないと二、三十年後には酒害で死ぬかも知れないけど、とは言わないでおく。
「弟が…生きているのか?」
 Guilbertの表情が見る間に驚愕から喜びへと変わっていった。
「母と弟は死んだと父に聞かされていたのに! なんてことだ、今すぐ彼に会わなくては。すみません、失礼します!!」

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「あ、ちょっと……行っちゃった」
 言うなり彼は宿を飛び出していく。別に彼がReynaldと再開するまで付き合う義理があるわけでも無い、が……ええい、もう。
 ぼくも彼の後を追って街を出た。とりあえずCheydinhalで片付けるべき所用は……予想外の飛び込み仕事も含めて……すべて完了している。Chorrolに戻る理由がある訳では無いが、特に他に行く当てもない。どうせならこの際最後まで付き合うのも手だろう。変な心残りを抱えたままにしたくも無いし。
 こんな考え方でいるから、余計な事まで背負い込む破目になる。

 厩舎に預けてあったまだら馬を引き出すと、ぼくはGuilbertの後を追った。さすがに馬と人の脚の差は大きく、少し駆けるとすぐ彼に追いつく。その後Blue Roadを駆け抜け、

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 北周りでRed Ring Roadを約半周し、

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 Fort Nikelの脇からBlack Roadに折れる。

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 Cheydinhalを出発したのは朝だったが、Chorrolに到着したのはもう陽も落ちようかという刻限だった。
「この時間なら、まだそこのGrey Mare亭で飲んでるんじゃないかな」

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 ぼくの言葉に、Reynaldの家には向かわずGrey Mare亭に駆け込むGuilbert。
 果たして、Reynaldはそこに居た。例によって例の如くの泥酔振りだったが、それでもGuilbertを認められない程には酔っていなかったようだ。

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 二人が再会したのを見届けると、ぼくは外に出た。既に陽は落ちて、空の色が急速に茜色から菫色へと塗り替えられていく。Grey Mare亭の扉を閉じようとしたところで、Reynaldの声が背後から追ってきた。
「Guilbertはあんたのためなら何だってしてくれるよ……。取りあえず、俺はお祝いに飲むとしよう!!」
 …………。

 翌朝。
「よう新入り! いきなり大活躍のようじゃないか!!」

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 戦士ギルドに宿泊し、階下に降りて朝食にしようとしたところで同じく朝食を摂っていたModryn Oreynに声をかけられた。
「そんな訳で一つ仕事を請ける気はねえか? まともに行くとちょっときつい内容かも知れねえが」
「……新入りに任せられる仕事はAnvilにしか無いと聞きましたよ」
 Modrynの言葉にそう問い返す。
「ま、そうなんだが一件お前さん個人を指名した仕事が入ってな。無理なら他の人間に回すことも考えるが、基本はクライアントの希望優先だ」
「ぼくを指名?!」
 そんな莫迦な。Desolate Mineの一件だけでぼくの名がそこまで表に出るとも思えない。たとえ支部長のBurz gro-Khashが積極的に宣伝工作をしたとしても……って、それこそありうるわけ無いよな。
「……誰ですか、その酔狂なクライアントは」
「Jemane兄弟……というか中でも兄のGuilbertだな。Weatherleahの奪還に力を貸してほしいんだと」
 ああ、なるほど。Chorrolまでの道中は戦士ギルドの鎧姿でいたから、それでか。
「それで仕事の内容は……」
 ぼくの問いに対してModrynが話してくれたのは、概ね以下のような内容だった。
 Weatherleahは彼ら兄弟が生まれた家だ。だが彼らが幼い頃にその小さな開拓地はOgreに襲われ、一家は離ればなれになった。父親はGuilbertを、母親はReynaldをそれぞれ連れて逃げ、その後父親は母親を捜しに行ったが見つけることはできなかった。妻と息子がOgreの犠牲となったと考えた父親は、GuilbertにReynaldと母親は死んだと伝えた。だが孤児となったReynaldはChorrolで養親に引き取られ、成人してからは飲んだくれ生活を送っていたという訳だ。
 Guilbertの希望はWeatherleahを見つけ出すこと。もう一度兄弟でその家に住みたいと言うのだ。だが彼はそれがChorrolの南あたりにあるとしか知らなかった。

「Weatherleahの場所なら多分Sabineが知ってるはずだ。聞いてみるといい」
 そう言ってModrynは話を終える。
「それで、その家の近辺に未だにOgreは……」
「そりゃまあ、いるんじゃねえかな」
 ……やっぱり。
「まあ、最初は偵察に出るつもりでいいんじゃねぇか。排除が無理なら戻ってきて増援を頼めばいい。準備はしておくぜ」

「Weatherleah、ですか? 確かにそんな名の開拓農場があったことは憶えてますけど……」
 その後しばらくして、地下の鍛冶場から朝食のために一階に上がってきたSabineを捕まえてWeatherleahの事を訪ねてみると、彼女は眉根を寄せて考え込んだ。

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「……ああ、そうだ。思い出した。Chorrolからまっすぐ南よ。今はOgreどもに占拠されちゃってるけど。あの汚らわしい人食い鬼め……」
 やっぱりいるんだ。

「……という訳で一件、少々手に余る仕事を引き受ける破目になっちゃってさ」

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 その後、Jemane兄弟の家を訪れ、改めてGuilbertと話してみたが、やはり彼の希望はWeatherleahを見つけ出し、もしまだOgreがいるならそいつらを排除して彼らがそこで暮らせるようにすることだった。
 確かに戦士ギルド向きの仕事なのは認める。でも何もわざわざぼくを指名してくれなくても……ああ、過度の信頼が重い。
「それはわざわざ帝都まで愚痴をこぼしに来るような事?」
 Claudette Perrickが呆れた。
「いや、Chorrolだけじゃ必要なものが揃わなくて。それにちょっと助言も受けたくてね。このリストの原料ってある?」
 運良く一そろい入荷していたApprentice用の錬金器材一式を買い込んだ後、ぼくはいくつかの品名が書かれたメモをClaudetteに手渡した。
「……また強烈な買い物だね。そんなに大量でなければ用立てられるけど」
 Claudetteは肩を竦める。
「しかしこのリストを見る限りもうやることは決まっているんだろう? 私の助言が必要とは思えないけどね」
「貴女にそう言ってもらえるなら、まあ安心かな」

 帝都まで駆け回って準備を整えた後、ぼくはWeatherleahに向けて出発した。

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 Great ForestをChorrolからSkingradに向けて南下する。Sabineの話によれば、距離にしてSkingradまでの半分弱のところにWeatherleahがあるという。

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 途中小さな村……最近火災にでも見舞われたのか、建物のうち数軒が焼け落ちたままになっていた……を通り過ぎ、陽が中天を過ぎた少し後、ぼくは森の中の小さな開拓地と、そこに立つ一軒の農家を発見した。

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 Sabineが地図につけてくれた印の位置とも一致する。間違いなくあれがWeatherleahだろう。
 さて、Ogreは……。

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 いた。

 距離をとったままじりじりと動いてOgreの数と位置を確認する。数は3体、それそれ家を等間隔で取り囲むような位置にいる。これはぼくにとっては都合のいい展開だ。家が邪魔になってあるOgreからは他2体のOgreが見えない。
 ぼくは準備したポーションをバックパックから取り出した。計算どおりにいけば、これで問題なく勝てるはずなのだ。
 矢筒を背負い、弓を手にする。ポーション瓶の栓を抜いて……。
 作戦開始だ。

 結局、透明化ポーションを飲んで忍び寄ってから毒矢を打ち込むという極悪……じゃなく巧妙な戦術により、あっさりと片はついた。

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 Chorrolに帰り着いたのはもう夕刻だったので、Jemane兄弟を連れて行くのは明日にする事にした。翌朝早く、二人を連れて再び南に向けて出発する。

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 一度たどった道だったこともあり、午前中のうちにWeatherleahにたどり着く事ができた。
 家は荒れ果てていたが二人は落胆する様子も見せず、懐かしい故郷に戻れたことを喜んでいた。
「いつでも訪ねてきてください。その頃にはこの家も、友達を迎えられるようになっていることでしょうから」
 乏しい財産の中から報酬を支払ってくれた後、Guilbertはそう力強く言い切った。

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 実はOgreを倒した後、家の中もあらかじめ一通り確認していたのだ。あまりの荒れ果て方に絶句するしかなかったのだが……これなら心配は無いだろう。

 今度はChorrolには、昼過ぎには帰りつけた。

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「Llewellyn殿!!」
 否、帰り着く寸前に、城門前の三叉路で険しい表情のMaborel次長に呼び止められた。
「よかった、ここで出会えて……貴方がChorrolに戻っておられると聞いて、今朝から捜していたのです。一体どちらにおられたのですか」
「……何かあったんですか?」
 まさかWeynon Prioryが襲撃でもされた……訳は無いな。だとしたらもっと大騒ぎになっているはずだ。現実には市門の門衛があくびをしているのがここからでも伺えるくらい平和だ。
 Maborel次長はまっすぐぼくを見据えると、口を開く。

15-21.jpg

「Kvatchが……陥落しました」 
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