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剣客商売

カテゴリー: プレイ日記

 プレイ日記です。以下のクエストのネタバレが含まれています。

・Finding The Thieves Guild
・The Desolate Mine



 ギルドホールの扉を開けて外に出ると、早朝の冷気がぼくを包んだ。まだ秋になってからさほど日は経っていないはずなのだが、ここBrumaではもうはっきりと冬が感じられる。階段を下り、道を街門に向かった。立て続けに事件に巻き込まれたせいですっかり出立が遅れてしまったが、Cheydinhalへの旅を再開することにしたのだ。
 まだ朝は早く、人通りは少ない。時折通り過ぎる巡回の衛兵以外にはほとんど人影もない。その街路の前方から衛兵ではない人影が一つこちらに向かってきた。見たところDunmerの老女の様だが……何だろう、この違和感は。敵意や危険は感じないんだけど。

12-01.jpg

 軽く会釈してすれ違おうとした瞬間、彼女はすっとこちらに身を寄せてきた。かわす間も無く、一通の手紙を手の中にねじ込まれる。
「受けとりな、友人からだよ」
 一言囁くと、そのまま何も無かったかのように立ち去って行った。

 手紙の内容は……。

『私は貴女に莫大な報酬と減刑を申し出よう。興味がおありならこの手紙を携えて、深夜にImperial CityのWaterFrontにあるDareloth家の裏庭に来たまえ。そこですべてが明かされるだろう。
 The Gray Fox』
 
 Thiefギルドからの招待状? だが、彼らの世話になるような心当たりは……待てよ、この前Arnoraの一件のせいで投獄される破目になったことがあったが、まさかあれが理由なんだろうか。しかしその為にわざわざ使者をよこすなんて……。
 そこまで考えて、ぼくはようやく先ほど感じた違和感の理由に気がついた。さっきの老女の名前をようやく思い出したのだ。Myvryna Arano、帝都Water Front地区の住人でLex隊長やMethredhelと同じく、よく船宿Bloated Floatで夕食を取っている。しかしこんな事のために帝都からBrumaまで来たなんて、ご苦労様としか言い様がないなあ……。
 何にせよ、現状では次に帝都に戻るのがいつになるかすらわかりはしない。まあ、もらえる物はもらっておこうか……。手紙をポケットにねじ込むと、ぼくはそのまま門の外の厩舎に向けて歩いていく。

12-02.jpg

 こうしてぼくは、Brumaを後にした。

 Cheydinhalへ。
 Jerall MountainsからRumare湖畔へとSilver Roadを下るとともに、季節は冬から秋へと巻き戻っていく。Rumare湖を回り込み、Blue Roadに折れる頃には日は既に高い。消え行く夏の最後の名残さえ感じさせる日差しの中を、ぼくは東に向かう。

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「お前は武器をDesolate Mineに届けねばならない。さっさと行け」
 Cheydinhalに到着したのは、正午を少し過ぎた頃だった。とりあえず戦士ギルドの支部に顔を出し、挨拶だけ済まそうとしたところいきなり仕事を押しつけられた。
「それと支給の遅れていたお前の装備もそこに準備してある。好きなものを持って行くといい。判ったら急げ!」

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 そういうと返事も待たずに戦士ギルドCheydinhal支部長、Burz gro-Khashはさっさと上に上がっていってしまった。まだ引き受けるとは言ってない……とは、今更言えないよなあ。
 支部長に言われた装備品チェストを開いて、中に入っていた弓矢と長剣、それに戦鎚を取り出す。後は……ぼくの装備だとか言ってたっけ? 出してみると、それは戦士ギルドの赤をメインカラーにした鉄鎧と、同じく紋章つきの盾だった。外見はかなり古びているが作りは丁寧で、通常街の武器屋で売られている鉄の鎧よりも遥かに品質は高そうだ。
 ありがたく受け取ると、街を出てDesolate Mineに向かった。

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 鉱山の周囲にはGoblin数体がうろついていた。ギルドを出る前に他のギルド員からざっと聞いた話によると、元々の依頼はこの鉱山を占拠した彼らのは排除だったようだ。ギルドは直ちにチームを選抜して向かわせたものの、Goblinの数が予想以上に多く、激戦の末鉱山の入口付近のGoblinを殲滅したものの武器を消尽しつくしてしまい、確保した安全地帯から動けなくなってしまったらしい。
 いささか兵站能力に難があるなぁ。まあ軍事組織ではない戦士ギルドが、この方面であまり高い能力を持つと拙いという事情もわかるけど……。

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 入口外のGoblinを排除して坑道に入ると、さほど遠くないところに焚き火の明かりが見えた。周りに数人の人影が見える。更に近づくとその三人が、揃いの赤備えに身を包んだ一団と判った。件の戦士ギルドのチームだ。

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「あんたがギルドからの援軍ね。ありがたい、武器は持ってきてくれたわよね」
 ぼくの姿を見て、チームリーダーらしきRedGuardの女性が声をかけてきた。
「間に合ってくれてよかったわ。ここでGoblinどもを食い止めるのもそろそろ限界だったし。早いところ武器をくれないかしら、後、部下の二人にも渡して」
 やはりRiennaという名のこのRedGuardの女性がリーダーらしい。後の二人はAltmerのElidorにOrcのBrag gro-Bharg、いずれも男性。預かってきた武器は弓矢、長剣、戦鎚……。
 俗に『人は見かけによらない』とも言うけど、ここは普通に見た目に合う武器を渡すべきだよね。Riennaが両手持ちの戦鎚を振りまわすのもそれはそれで絵になりそうだけど、まあ想像だけにしておこう。
 Riennaに弓を、Elidorに長剣、Bragに戦鎚を渡す。部下二人が戦闘準備を整えるのを待ちながら、Riennaはぼくに声をかけた。
「さて、後はGoblinどもをここからたたき出すだけね。つきあっていくでしょ」
 そりゃまあ、確かにBurz支部長には『武器を届けろ』としか言われていないけど、ここで帰ると言うのはギルド員としてはありえない選択だよね。
「……生存者は?」
「鉱夫達の大部分は脱出させた。取り残された者たちは……」
 Riennaは一瞬言い淀む。
「残念だが、おそらく既に……」
 あなたのせいじゃない、などという無責任な言葉はさすがにかけかねた。
 鉱山に突入したRienna達は、Goblinの討伐よりも鉱夫達の救出を優先させた。彼らの盾になって時間を稼ぎ、Goblin達の攻撃を受け止め続けたのだ。結果、多くの鉱夫達が脱出に成功したが、Rienna達は代償として武器を失い、間に合わせのバリケードで坑道を塞いで篭城する破目になった。そして脱出した鉱夫の一人が、Cheydinhalのギルド支部にRienna達の危機を知らせたのだ。
 彼女が最善を尽くしたことを疑う余地は無い。だがそれでも、力及ばず坑道内に取り残された鉱夫達もまた存在した。そして彼らは、Rienna達が立てこもる場所のすぐそばでGoblin達にほふられていったのだ。その悔いはどれほどのものだろうか……。

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「なら、後は殲滅あるのみだね」
 敢えて軽い口調で言うと、Riennaは頷いた。
「ええ、余計な事を考えているほどの余裕はないわ。……準備はいい?」
「もちろん」
「いつでもいけるぜ!」
 打てば響くようにElidorとBragが応じる。
「わかった……All hands! Ready your swords!!(総員、戦闘準備! 抜剣!!)」
 腕を高く上げ、凛とした口調でRiennaは呼ばわった。Bragが戦鎚を構え、Elidorが剣の鞘を払う。
 ぼくも彼らに倣い、剣を抜き放った。
「Brotherhood of the Fighter's Guild(戦士ギルドの兄弟達よ)……」
 Riennaは上げた腕を振り下ろす。同時に力強く叫んだ。
「……Charge!!(突撃!!)」
 ぼくらは突撃した。坑道を突き進み、Goblin達を目についたものから次々と葬っていく。こちらが既に戦意を失い、守りを固めるだけだと思っていた彼らは不意を打たれ、混乱から立ち直る前にその大半が討たれた。坑道の奥深くに潜んでいたものはこの奇襲こそ免れたものの、孤立した彼らには、最早反撃に転じる機会はなかった。

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 最後のGoblinを斬り捨てると、坑道に静寂が戻った。大きく息を吐き出して肩の力を抜き、辺りを見回す。いつの間にか仲間とはぐれていたらしく、ぼくは鉱山の最奥、坑道の行き止まりにたった一人でたたずんでいた。
 ……もう少し周りを見て戦えるようにならないといけないなぁ。こんなことをやっていたんじゃ、生命がいくつあっても足りない。
 坑道を出口に向けて戻ると、すぐにRiennaと行き会った。周囲に何体かGoblinの死体が転がっている。どうやらぼくの後背を護って、後続を断っていてくれたらしい。
「全部倒したようね、よくやってくれたわ。これで鉱夫たちも仕事に戻ることができる。Burzの所に戻って首尾を報告して。わたし達はもう少しここに残って、後始末をするから」
 ぼくに気づくと、彼女は微笑んで話しかけてきた。
「ありがとう、そうさせてもらう……それと、次はもう少し背後に気をつけて戦うようにするよ」
 肩を竦めて返したぼくの言葉に、Riennaは口の端をきゅっと吊り上げて応じる。
「その方がいいわね。でも忘れないで、戦士ギルドにいる限りあなたの背中を護る兄弟がきっと誰かいるという事を」

 Cheydinhalに戻ったのは、もうすっかり陽も落ちてからの事だった。刻限も遅く、ギルド員達もその大半が既に眠りについてしまっている。ぼくも軽い食事だけ取ると、ベッドの一つを借りて中にもぐりこんだ。
 翌朝、階下に下りたところでちょうど外に出かけようとしていたBurz支部長を見つけ、仕事の顛末を報告する。
「ううむ、予想していたよりも上出来だったな。いいだろう、これが報酬だ。すこしイロをつけてやる。それと、これでお前はApprenticeに昇格だ」

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 ……たった一仕事で?! また随分高く評価してくれたものだ。
「それと、新たな仕事が欲しければAnvilのAzzanのところに行ってみろ。いまうちには、お前に回せそうな仕事は何も無い。以上だ」
 Anvil?!
 情けない話だが、昇格よりもこの方がよほど驚きだった。あまりの事に絶句している間に、Burz支部長はさっさと行ってしまった。
 Anvilって……Cyrodiilの反対側の端じゃないか。どうしろって言うんだよ。
 まあ、Anvilに行く機会があったらその時にギルドを訪ねればいいか。そう考えなきゃやってられない。取り敢えず推薦状をもらえるかメイジギルドのほうにも顔を出してみよう。

 ……ぼくが、そもそもCheydinhalを訪れた目的であったReynald Jemaneの依頼について完全に失念していたことを思い出すのは、少々先の事になる。
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nek-12

URL | [ 編集 ] 2009/06/22(月) 22:45:36

いよいよAnvil…の前に、色々とありそうな予感ですね
それにしてもBurzの鎧が妙にかっこよく見えるのは気のせい??

あまね

URL | [ 編集 ] 2009/06/23(火) 01:14:05

 nek-12さんこんばんは。どうもです~。

 いや、Anvilには当分辿り着けそうにありません。素通りしても不自然じゃないロールプレイを思いつかないと先にKvatchに突入する羽目になりますし。この先どちらに向かうか、少々悩み中だったりします(苦笑)。

 Burzの鎧はJQ Fighters Guild Unitedの戦士ギルド専用鎧です。Vanillaの鉄鎧のリカラーですが、戦士ギルド員が全員揃いの赤備えを身に着けるようになります。これでBlackwood Companyにも見劣りは……やっぱりするような気もしますが(笑)、雰囲気がいいので個人的には気に入りのMODです(特にオリジナルで追加されたギルドの紋章入りのヒーターシールドが)。
 拡張版で全ギルド(プレイヤー所属不可も含む)のコスチュームを改変するBanes Guilds UnitedというMODもありますが、メイジギルドのローブがすべてLight Armor扱いになるのが嫌だったのと、ギルドローブはSlof女史のSlofs Robe Traderのリプレース版の方が好きだったのとで戦士ギルドオンリー版の方を入れてます。











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